茨城・下妻中の清水ツインズが躍動し、69-59で沖縄・コザ中を撃破した。

双子の清水瑠奈・瑠莉姉妹(ともに3年)は、1回戦のチーム74得点中、2人で51点を稼いだが、この日も着実に得点を重ねた。第1クオーター(Q)、瑠奈が味方のバスケットカウントで2度、フリースローのこぼれ玉を拾ってゴールを決め、リードを奪うと、第2Qには瑠莉が3点シュートなどで差を広げた。

第3Q終盤、45-43と追い上げられる場面もあったが、清水姉妹のゴールで突き放した。終わってみれば得点・リバウンドは、瑠奈が24・25、瑠莉が20・12で、ともにダブルダブル。実力を示した。

それでも2人は反省しきり。瑠奈は「オフェンス面で動きがバラバラだった。明日は今日よりも相手が強いと思うので、できなかったことを話し合って解決し、1番良いプレーをしたい」と主将らしく、チームのまとまりを課題に掲げた。また、瑠莉は「今日はイージーシュートを外し、思うようにプレーできなかった。明日はプレッシャーをかけられても慌てないで、得意の1対1でドライブし、パスしてチームを引っ張りたい」と奮起を誓った。