ラグビー、トップリーグ(TL)のサントリーに新加入したニュージーランド(NZ)代表88キャップを誇るSOボーデン・バレット(29)が6日、都内で入団会見を行い、日本で挑戦する理由を明かした。

23年までNZ協会と契約を結んでいるバレットは、1年半前に同協会との契約見直しで、一部トップ選手のみに許されている長期休暇制度を利用した海外挑戦を決意した。23年W杯から逆算して今回の日本挑戦を決断し「フランスでもチャンスがあったが、日本の印象の方が良かったので選んだ」と説明。同席した土田雅人シニアディレクターは、年俸は非公表としたが「金額はフランスの方が高かったと思う」と推測した。

NZ協会との契約上、出場は今季のみとなる見込み。29歳の世界的スターは「今シーズン後の具体的なプランはないが、目の前のTL優勝と23年W杯出場が目標。将来的には、また日本に戻ってきてプレーしたい」と話した。