早大(関東対抗戦2位)が、歴代最多失点を喫して2連覇を逃した。悲願の初優勝を遂げた天理大(関西1位)に55点を奪われ、最後まで前回王者として健闘したものの、今年で57回目を数える決勝のワースト記録を塗り替える結末となった。

試合後に行われた相良南海夫監督(51)とNO8丸尾崇真主将(4年=早実)の、主な会見内容は以下の通り。

相良監督 国立に2年連続で立つことができて、日本一にチャレンジさせていただくことができて、うれしく思います。天理さんが本当に素晴らしかった。うちの選手もやり切ったけれど、天理さんの圧力に力を出させてもらえなかった。

丸尾主将 コロナで大変な時期に決勝ができて、うれしく思います。感謝いたします。下級生が、この悔しさをバネにまた日本一をつかみ取ってくれると思います。

-天理大の対策と実際の違いは

丸尾主将 ブレークダウンで圧力を受けて、いい球出しができなかった。スカウティング以上? いや、そこは分かり切れない部分なので。

相良監督 相手が予想以上だった。用意していたことをし続けた結果、あだになった。ブレークダウンのプレッシャーが想定以上だった。天理に力があった。選手に申し訳ない。

-天理大・松岡主将のスピーチを聞いて

丸尾主将 素晴らしいチームを作り上げたな、と思いました。素晴らしいの一言です。

-相良監督が松岡主将と話していたが、何を

相良監督 おめでとう、ありがとう、ぐらい。それしか話してないかなと。