B1新潟アルビレックスBB小菅学社長(47)がリーグ参戦5季目を迎えたチームについて、連載「小菅学社長のBBコラム」(毎月第1、3金曜掲載予定)で裏話を交えて紹介する。

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21年が始まりました。チームは2、3日のホーム京都ハンナリーズ戦で今季初の同一カード連勝を果たし、順調に新年のスタートを切ることができました。今季は若いチームです。ファンや支えてくださる皆さんの期待に応えられるように醸成されるまで、まだ時間がかかると思います。ただ、その一端は見えてきています。

昨年12月に入団し、信州ブレイブウォリアーズ戦(12月26、27日)でデビューした西田優大選手(21、東海大4年)はここまで3試合連続スタメンです。昨年のインカレ優勝の東海大の主力で、プロと遜色のないプレーを見せてくれています。ともに入団した水野幹太選手(22、法大4年)も年代別日本代表の経験者です。年末には関川村出身で開志国際OBの伊藤領選手(21、東海大3年)と特別指定選手契約(期間は2月末までの予定)を結びました。彼も年代別代表でプレーしていました。

若手が増えたチームにさらに若い選手が加わったことによって、チーム内での競争が激しくなります。試合に出る、あるいはベンチに入るための争いがあることで個々のレベルアップを促すのが狙いです。こういったチーム内での競争は、今までなかったと思います。

力のある選手を送り込んでくださった大学の指導者の方々には感謝しております。ファンの皆さんが応援したいと思ってくださるクラブになるため、今年も堅実に1つずつ成果を出して行きたいです。(新潟アルビレックスBB社長 小菅学)