前人未到の大記録が生まれた。

08年北京オリンピック(五輪)日本代表で堺のミドルブロッカー松本慶彦(40)が、Vリーグ通算400試合出場を果たした。自身の日本記録を更新。チームは敗れたが、この日もアタックで3得点、ブロックで1得点を挙げた。

花束を受け取った松本は「40歳で400試合を迎えることができました。今日の試合で勝利できれば、よりうれしかったのですが、FC東京の強さに押されて勝つことができませんでした。今後もまだまだ現役として頑張っていきたいと思います」と心境を明かした。

長野・岡谷工高から中大に進み、社会人では03年からNEC、08年から堺でプレーしてきた。日本代表として国際舞台も知るベテランは「中学の頃からバレーボールを始めて、お世話になった先生方や、所属したチームの監督やコーチ、仲間。そして今所属している堺ブレイザーズの事務所スタッフや監督、コーチと選手皆さん。そして何よりファンの皆さんに感謝しながら、これからもバレーボールを頑張りたいと思います」と決意を示した。