フィギュアスケートの情報を毎日発信しています。

今日の誕生日

ミハル・ブレジナ(1990年)

チェコの男子シングル選手。10年バンクーバー、14年ソチ、18年平昌五輪出場


今日の1枚

日刊スポーツが蓄積してきた写真の中から厳選して紹介します。

2020年10月10日
2020年10月10日

20年10月10日、2020東京フィギュアスケート選手権・ジュニア女子フリーの演技をする小川日菜子。


今日の出来事

世界選手権金メダルの荒川静香が帰国。日本連盟は所属先スポンサー募集を呼びかけ(2004年)

銀盤の女王をサポートしませんか! 世界選手権女子シングルで金メダルを獲得した荒川静香(22=早大)が30日、大会の行われたドイツから帰国した。今月いっぱいで早大を卒業する荒川だが、競技優先のため今後の所属先は未定。日本スケート連盟はこの日、06年トリノ五輪を目指す女王をサポートする所属先スポンサー募集を呼びかけた。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

がい旋帰国した荒川は、都内で会見に臨んだ。「優勝報告をしていると実感がわいてくる」と笑った。しかし、その笑顔の裏には悩みもあった。3月いっぱいで早大を卒業するが、今後の所属先が未定なのだ。会見後、日本スケート連盟は「新たに所属するスポンサーを探したい。この会見をみてどこかが声をかけてくれれば…」。異例の所属スポンサー募集は、トリノへ向けてエースの厳しい現実を思いやってのことだ。

当初はテレビ局などに就職を希望していた。だが、競技優先のため凍結した。米国に拠点を置き、名指導者タラソワ・コーチの指導を受けている。これまで衣装、遠征などのほとんどを自費でまかなってきたが、負担は決して小さくない。スポンサー獲得が実現すれば、これほど心強いことはない。企業にとっても2年後に迫る冬季五輪の華をサポートすれば、イメージアップに直結するはずだ。

過去、日本フィギュア界でスポンサーがついたのはプリンスホテルの伊藤みどりだけ。決して簡単ではない。荒川は「世界チャンピオンと言えば近づくとオーラがあった。自分にオーラがあるかどうかは今後にかかってくる」とさらなる飛躍を誓った。4月6日には早くも米国の試合に招待されるなど注目は高まるばかり。世界の荒川を、トリノの金の卵を、サポートしてみませんか。