今大会で世界トップレベルの種目である男子200メートル平泳ぎがスタートした。

前世界記録2分6秒67を持つ渡辺一平(24=トヨタ自動車)は、予選4組に登場した。前半を1分2秒91で折り返して、2分11秒17の同組2着。全体の6位で午後の準決勝に進出した。

自己ベスト2分6秒74の佐藤翔馬(20=東京SC)は3組に登場。前半を1分2秒80で折り返して、2分10秒86の同組1着、全体の3位で予選を通過した。

全体トップは武良竜也の2分9秒80、同2位は平川楓の2分9秒95だった。

リオオリンピック(五輪)代表の渡辺と昨年1月から頭角を現した佐藤は、世界トップクラスの勝負を展開している。

なおリオ五輪代表の小関也朱篤はレースを欠場。小関は4日の100メートルで7位も代表を逃しており、東京五輪出場の可能性がなくなった。小関は10日に非五輪種目である50メートル平泳ぎにエントリーしている。

同種目の派遣標準記録は2分8秒28となっている。