新潟アルビレックスBBは連勝を逃した。今季2戦2勝の秋田ノーザンハピネッツに雪辱を許し、76-79で敗れた。一時20点差をつけられながら、第4Q残り22秒にSFロスコ・アレン(27)のレイアップとフリースローで76-74と逆転。76-76となった残り6秒。アレンはレイアップで勝ち越しを狙うが阻まれる。そのリバウンドから速攻を食らい、秋田の東京オリンピック(五輪)代表候補、SG古川孝敏(33)にブザービーターの3点シュートを決められた。

青木勇人監督代行(47)は「第3Qまで締まった試合をしていれば、違った展開になったかもしれない」。第3Q中盤に33-53と離されるが、第4QにSG佐藤公威(36)の連続5得点などで追い上げを開始。反転攻勢は一時的に成功した。だが、勝ち切れなかった。

リバウンドで40対29と圧倒しながら、秋田に要所でセカンドチャンスと攻守の切り替えから得点を許した。3点シュートの成功率は25%(24本中成功6本)で、第3Qまで成功は2本。第4Qの最後の攻撃も時間を使い切り、最低限、延長に持ち込めば外国籍選手が1人多い新潟が優位に立つ可能性があった。

「シュートの終わり方など組織的にできなかった。修正しなければ」。佐藤は勝負どころを抑えられなかった反省点を挙げ、今日18日の2戦目に目を向けた。