世界ランキング49位の錦織圭(31=日清食品)が、同150位のアンリ・ラークソネン(スイス)を下した。第1セット途中で足を痛めたラークソネンが、第2セットの第1ゲーム途中で棄権した。


錦織は4大大会では19年ウィンブルドン以来の4回戦進出。次戦はベスト8をかけ、同6位アレキサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。



錦織圭2年ぶり16強 相手が左足痛め棄権、全仏OP雨で45分中断

錦織圭戦で途中棄権したラークソネン「内転筋に痛みを感じた」



錦  織7-5
0-0
 - 
ラークソネン


第2セット


   101112
錦 織             
ラーク             

◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク

▼第1ゲーム ラークソネンのサーブ。15-40から錦織がバックハンドでリターンを放とうとしたところで、ラークソネンが試合続行を断念。錦織に握手を求めた。錦織が4回戦進出を決めた


第1セット


   101112
錦 織      
ラーク        

◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク

▼第12ゲーム 錦織のサーブ。15-0から強烈なフォアのクロスを決める。40-15からベースライン際にフォアのストレートを決めた錦織が第1セットを先取

※雨が強くなり試合が中断。コートにシートがかけられる。約40分の中断後、両者のウォーミングアップを経て試合再開

雨の中、試合を見守る観客(AP)
雨の中、試合を見守る観客(AP)

▼第11ゲーム ラークソネンのサーブ。15-40から錦織のリターンアウトが続きジュース。5度目のジュースに入ったところで雨が降り出す。9度のジュースの末、錦織がブレーク

ショットを放つ錦織(AP)
ショットを放つ錦織(AP)

▼第10ゲーム 錦織のサーブ。0-30から4連続ポイントで錦織がキープ

▼第9ゲーム ラークソネンのサーブ。40-30から錦織のリターンが返らず、ラークソネンがキープ

▼第8ゲーム 錦織のサーブ。0-30からラークソネンがリターンエース。ラークソネンがラブゲームでブレークバック

▼第7ゲーム ラークソネンのサーブ。0-40からラークソネンのショットがネットにかかり、錦織がこの試合最初のブレーク

▼第6ゲーム 錦織のサーブ。40-30からラークソネンのリターンがネットにかかり、錦織がキープ

▼第5ゲーム ラークソネンのサーブで試合再開。長いラリーを避けドロップショットを使うなど、足の踏ん張りがきかない様子。それでも15-40から2度のジュースと粘ったラークソネンがキープ

※プレー中にラークソネンが足を痛めた模様。トレーナを呼び、確認を経てメディカル・タイムアウトを取ったラークソネンが治療のため医務室へ向かい、試合が中断

トレーナーを呼び、痛めた足の具合を確認するラークソネン(AP)
トレーナーを呼び、痛めた足の具合を確認するラークソネン(AP)

▼第4ゲーム 錦織のサーブ。15-0から錦織が前に出て鮮やかなボレーショットを決める。40-0からサービスエースを決め、錦織がラブゲームでキープ。

▼第3ゲーム ラークソネンがラブゲームでキープ

▼第2ゲーム 錦織のサーブ。30-30からのラリーはラークソネンのフォアがアウト。続くラリーは錦織の強烈なフォアをラークソネンが返せず、錦織がキープ

ショットを放つラークソネン(AP)
ショットを放つラークソネン(AP)

▼第1ゲーム ラークソネンのサーブで試合開始。40-15から錦織のショットがネットにかかり、ラークソネンがキープ

サーブを放つ錦織(AP)
サーブを放つ錦織(AP)

試合前 パリは曇り空。対戦相手のラークソネンに続き錦織がコートに姿を現す。右手を軽く挙げてファンの拍手に応える。


◆全仏オープンはWOWOWで全日生放送、同時配信される。