体操男子で16年リオデジャネイロ五輪団体総合金メダルの白井健三(24=日体大教員)が現役引退を発表した。16日に神奈川県内の日体大で会見を開き、表明した。

 

◆シライ 体操では主要国際大会で認定された新技には初成功者の名前が付く。「シライ」は合計6つ。

〈床運動〉

<1>シライ/ニュエン(後方伸身宙返り4回ひねり) F難度 13年世界選手権で認定

<2>シライ2(前方伸身宙返り3回ひねり) F難度 13年世界選手権で認定

<3>シライ3(後方伸身2回宙返り3回ひねり) H難度 15年の豊田国際で認定

〈跳馬〉

<1>シライ/キム・ヒフン(伸身ユルチェンコ3回ひねり) 13年世界選手権で認定

<2>シライ2(伸身ユルチェンコ3回半ひねり)

16年リオデジャネイロ五輪で認定

<3>シライ3(ロンダード1回ひねり後転とび後方伸身宙返り2回ひねり) 17年種目別W杯メルボルン大会で認定

 

◆白井健三(しらい・けんぞう)1996年(平8)8月24日、横浜市生まれ。3歳から体操を始め、小3の時に両親が創設した鶴見ジュニア体操クラブで本格的に競技を開始。13年世界選手権床運動での金は男子史上最年少の17歳1カ月。家族は両親と兄2人。長男次男も日体大卒。163センチ、54キロ。ツイッター:@kenzo8824、インスタグラム:kenzoshirai