24年パリ五輪代表を目指す伊藤ふたば(19=TEAM au)は6位だった。

同五輪方式のボルダリングとリードの2種目で争ったが不完全燃焼。ボルダリングは3課題中0完登で5位、リードも6位と悔いが残る結果となった。

伊藤は「自分が得意とするボルダリングで1完登もできず反省点がたくさんある。1課題目を落としてからリズムが崩れた」と振り返った。

今春に地元の盛岡中央高を卒業後、拠点を東京に移してプロクライマーとしての道を歩んでいる。「地元で良いパフォーマンスを発揮したかったが、結果が残せず悔しい。今回はダメだったが、W杯も続くのでそこで結果を残せるようにしたい」と気持ちを切り替えた。