東京五輪代表の佐藤翔馬(20=東京SC)が、本命種目で再出発した。日本記録2分6秒40を持つ200メートル平泳ぎに登場して、2分12秒95で1着だった。

東京五輪では2分9秒04で準決勝敗退となった。初出場の五輪で、世界記録まで0秒28に迫っていた実力を十分に出し切れなかった。レース後は「優勝といっていたのにみっともない」と悔しさを口にしていた。

1927年(昭2)に始まった早慶戦。この日は100メートル平泳ぎにも出場して1分0秒86で2着だった。慶大3年の佐藤が、第93回を数える伝統の大会でリスタートした。