東京オリンピック(五輪)に競泳女子400メートルリレーで出場した大本里佳(24=ANAイトマン)が6日、ANAの報告会にビデオメッセージで出演した。

「東京大会は自分が思い求めていたものとかけ離れていた結果で、少し悔いの残る結果にはなったが、日本の代表選手として出場できたことは本当に誇り」。そしてサポートへ感謝した。

現在は国際水泳リーグ(ISL)に出場するため、イタリア・ナポリへ遠征中。19年世界選手権では200メートル個人メドレーで5位に入ったが、東京五輪では同種目の代表権を逃した。今後へ向けては「入社当時は東京五輪が終わったら、第一線で戦うことから退こうと考えていたが、200メートル個人メドレーで戦えなかったことが、心のどこかでひっかかる部分がある。まだ世界大会でメダルを取ったことがない。来年の世界水泳でメダル獲得を目標に、あと残り数カ月頑張っていこうと思います」と述べた。