サッカー元日本代表監督の岡田武史氏(65)が、バスケットボールBリーグの理事に就任する見通しであることが25日、関係者の話で明らかになった。29日の各クラブ代表による総会で正式に決まる予定。 

◆他競技から理事就任など Bリーグでは発足時にもテコンドーで00年シドニー五輪銅メダルの岡本依子氏が理事を務めた。また現Bリーグチェアマンの島田慎二氏は、就任直前まで全日本テコンドー協会の副会長だった。今年3月には日本女子ソフトボールリーグ機構の代表理事兼初代チェアマンに、元日本ハム球団代表などを歴任した島田利正氏が就任。同機構理事にはプロ野球ヤクルトで選手兼任監督を務めた古田敦也氏が任命された。また日本フェンシング協会では東京五輪直前の6月、十種競技で日本選手権優勝経験を持つタレントの武井壮氏が会長となった。

◆岡田武史(おかだ・たけし)1956年(昭31)8月25日、香川県生まれ。大阪・天王寺高-早大-古河電工(現J2千葉)。90年に引退後は指導者となり、97年10月に日本代表コーチから監督へと昇格。98年W杯フランス大会を指揮。札幌、横浜の監督を経て07年に日本代表監督に再登板した。14年11月にFC今治のオーナーに就任し、チームを経営。日本サッカー協会(JFA)元副会長。