丸川珠代五輪相(50)は1日、閣議後の会見で、内閣官房東京五輪・パラリンピック推進本部の平田竹男前事務局長が約3年間、「RIZAP GOLF」から計400万円以上のゴルフレッスンを無料で受け、レッスンに公用車を使用していたと疑惑について、文春オンラインが報じて約2カ月経過した現在、まだ事実確認ができていないと説明した。

丸川氏は「引き続き、平田元事務局長の弁護士さんと相手側の弁護士さんと、事実関係一致をさせる作業をしていただいている。期間が長期にわたるので、非常に時間を取っておられる認識です」とした。

公用車使用について、平田氏本人に確認すれば分かるのではとの指摘に「(相手方と)非常に認識のずれが大きい部分がある。事実関係をまず確定していただくことが重要だと思っている」と説明した。

疑惑報道を受け、平田氏は8月13日に辞任した。以降、丸川氏は会見や国会で説明を求められるたびに「事実を確認中です」と繰り返してきた。