18年ジュニアグランプリ(GP)ファイナル3位の島田高志郎(20=木下グループ)が優勝した。

4回転トーループ成功、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)転倒と収穫と課題がはっきりした試合。拠点のスイスから戻って約10カ月ぶりの今季初戦を満喫した。

得点はフリー138・43点の合計217・22点だった。ショートプログラム(SP)も1位だった。

「率直な感想としては、優勝という文字は久々だったんですけど、悔しい方が100%。(大会配信)画面の奥の皆さまの力を感じましたし、また現場で見ていただきたい」

「シーズン初戦だったので、試合慣れしていなさ、6分間練習のひどさ、が出て練習とは別人になってしまいました。次はチャレンジャーシリーズのワルシャワカップ(11月後半)なんですけど、そこに向かって今より100倍いい演技ができるように頑張りたい。皆さんのおかげでスケートすることができています。ありがとうございました」

上位10傑の成績は以下の通り。

▼1位 島田高志郎(木下グループ)217.22

▼2位 山隈太一朗(明大)181.25

▼3位 長谷川一輝(東京理大)176.91

▼4位 石塚玲雄(早大)175.35

▼5位 古庄優雅(日大)145.83

▼6位 鈴木楽人(法大)145.26

▼7位 堀義正(明大)136.59

▼8位 佐藤由基(日大)134.67

▼9位 坪井聖弥(北洋大)133.94

▼10位 斎藤翔(法大)127.21