B2仙台89ERS片岡大晴(35)が、社会福祉法人・明日育福祉会(仙台市宮城野区、大橋雄介理事長)に絵本14冊を寄贈した。

この活動は、2人の子どもを持つ片岡自らが発案。ホームゲームで仙台が勝利した際に、その勝利給で片岡が1勝につき4~5冊の絵本を寄贈するというもの。どんな絵本を贈るかは仙台市太白図書館が協力、今回寄贈した絵本の選定には片岡も参加。89ERSが推し進める「NINERS HOOP SDGs」活動の一環として行われた。

片岡は「自分も小さいころによく絵本を両親に読んでもらっていました。絵本を聞く、読む時間というのは子ども、親にとってとても大切で幸せな時間。絵本を読んでもらった子どもたちがその夜に安心して眠れますように。そして夢に向かって自信を持って進む心が育ちますようにという思いを込めました」と企画に対する思いを語った。

この活動は今後も実施され、29日のゼビオアリーナ仙台で行われる「SDGsデー」では「空飛ぶ絵本ポスト」を設置、各家庭で読み終えた絵本の回収を予定している。なお、今回寄贈された絵本は来年4月、明日育福祉会が太白区に開園予定の保育園に置かれ、子どもたちのたくさんの夢を育んでいく。