初出場の読谷(沖縄)は惜敗し、初戦で姿を消した。前半10分、ゴールライン前の中央ラックからプロップ桴海ジョシュア泰(3年)のトライで先制した。同29分に同点に追いつかれ、前半を同点で折り返した。後半も相手の攻撃に対して、執念のディフェンスをするも1トライ、1PGを奪われ8点ビハインドで涙をのんだ。
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先制トライの桴海は「最初キャリーした感覚で、いけるかもと思った。自分の得意なキャリーをいっぱいやって、トライにつながった」と振り返った。
またSO島袋世良主将(3年)は「初めての花園でドタバタした」と言い、悔しさをにじませた。
父が、チームを率いた島袋法匡監督(47)。その島袋監督は「前半はいいリズムだったが、後半、何かが狂った。沖縄のためにも1回戦突破したかった。申し訳ない」。それでも「生徒はコロナ禍で、慣れない環境(花園)でよくやった。過程を誇りに思う」とたたえた。