小林陵侑(25=土屋ホーム)は合計302・0点で2連勝を挙げた。今季4勝目。

年末年始恒例の伝統のジャンプ週間開幕戦を兼ねて行われ、4戦全勝での総合優勝を果たした18-19年以来3季ぶり2度目の制覇を目指し初戦を制して好スタートを切った。

2人1組の勝者が2回目に進むノックアウト方式で争われ、1回目は日本勢対決だった。予選1位だった小林陵は同50位だった伊東大貴(36=雪印メグミルク)と対戦し、128・5メートルで退けた。5位で迎えた2回目は直前でスタート位置が1段下げられるも、最長不倒の141メートルを飛んで逆転勝ちした。唯一の合計300点台をたたき出し、年内最後の試合(本戦)を圧勝で締めた。

オミクロン株感染拡大の影響で無観客で実施された。