フィギュアスケート男子で22年北京五輪(オリンピック)での3連覇が懸かる羽生結弦(27=ANA)が、正月もスケートに向き合う。12月31日、日本スケート連盟が公式ツイッターで新年へのカウントダウン企画を実施し、午後11時に登場した。テーマは「正月の過ごし方」。羽生は「どうしようかなと悩んでいるんですけれど…」と切り出した上で、こう言い切った。

「やっぱりスケートのことです。4Aの習得に向けて、しっかりと軸づくりであるとか、回転のかけ方、いろいろなことを学んでいきたいと思います」

12月の全日本選手権(さいたまスーパーアリーナ)では、フリーで決まれば世界初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ=4A)に挑戦。成功とはならなかったが、トータルで完成度の高さを示して2連覇を飾った。五輪では追い求め続ける4回転半の成功、そしてギリス・グラフストレーム(スウェーデン)以来、94年ぶりの3連覇を目指す。最後は「どうか来年もよろしくお願いします」と締めくくった。