東地区のレバンガ北海道は同地区2位の川崎ブレイブサンダースに2連敗を喫した。佐古賢一監督(51)は「3点シュートに苦しめられた」と、相手の成功率45・7%(35本中16本)の外からの攻撃で終始主導権を握れなかった試合を振り返った。

新加入した松下裕汰(22)の名前を挙げ「ミスはあったがいい動きをしていた。もう少し既存の2番(SG)、3番(SF)の選手が存在感を出して欲しい」と指揮官から名指しで奮起を促された中野司(25)が第4クオーターだけで3本の3点シュートを決めアピール。「松下からはいい刺激を受けている。学ぶべきこともある。武器であるシュート力を生かして自分自身もっと成長しないといけない」と意気込んだ。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で2月2日に予定されていたA東京戦が中止となった。同5日の次戦横浜戦(神奈川・横浜国際プール)に向けて佐古監督は「最近のチームの傾向としてなんでもないターンオーバーが増えてきた。攻守の切り替えも良くない。横浜戦まで力を入れて修正していく」と、課題改善を試みる。