東京オリンピック(五輪)女子スケートボード女子ストリートで史上最年少の金メダルを獲得した西矢椛(14=ムラサキスポーツ)が、横浜赤レンガ倉庫で観衆を沸かせた。

5本中3本のトリックを成功させ、7人中3位の合計15・4点で5日の決勝に進出した。「得意技のビッグスピンボードを一発で決められて良かった。(決勝では)ビッグスピンボードの1個上(の難易度)のビッグスピンフリップボードを乗れるように頑張りたい」と話した。

昨年末に行われた日本選手権後、国内のイベントで滑るのは約6カ月ぶり。金メダル獲得による影響からか、サインを求められる場面も多々あった。中学3年生の金メダリストは「いろんな人にスケボー知ってもらってうれしい」と笑顔を見せた。