バドミントンのマレーシア・オープンは3日、クアラルンプールで各種目決勝が行われ、男子シングルスで世界ランキング2位の桃田賢斗(27=NTT東日本)は4-21、7-21で敗れて準優勝だった。東京五輪金メダルで同1位のアクセルセン(デンマーク)が優勝した。

約2年半前、同じ場所で同じ相手と決勝を争い優勝。その翌日に交通事故に遭い、右目の眼窩(がんか)底骨折と全身打撲の大けがを負った。ここ最近は初戦敗退が続くなど苦戦続きだったが、因縁の地で昨年11月以来の決勝進出。完全復活とはならなかったが、再び状態を上げていく。