バスケットボールBリーグ1部(B1)川崎ブレイブサンダースの元沢伸夫社長(45)が3日、新アリーナの候補地選定が大詰めに入っていることを明かした。

オンラインで行われた取材会で、新アリーナの建設地選定について「確実に進捗(しんちょく)している」と言及。すでに候補地を2カ所に絞っていることは公言していたが、「おおまかな条件が合意に向かい、最終的な調整に入っている。8月もしくは9月の早い段階で場所の確定に至りたい」と述べた。

建設地の確定後も細部を詰める必要があるとしたうえで、「個人的な感覚としては、年内に大々的に発表したい」と見通しを語った。

B1川崎は現在、川崎市とどろきアリーナ(収容人員約5000人)を本拠地としている。構想中の新アリーナは約1万人規模となる見込みだ。

新アリーナ運用に向けた試験的マーケティングの一環として今季より、とどろきアリーナ2階の一部を改修し、VIPラウンジとして活用することも発表された。