卓球のノジマTリーグは11日に東京・大田区総合体育館で男女計2試合を行い、男子は前回3位の琉球アスティーダが開幕戦白星を逃した。

同4位の岡山リベッツに2-3で敗戦。新加入で東京五輪団体銅メダルの張本智和(19)は第2試合で森薗政崇(27)を3-0と圧倒した。だが、1ゲーム先取の第5試合で丹羽孝希(27)との五輪代表対決に8-11で敗れた。

パリ五輪代表選考ポイントで首位独走する張本は「(1ゲーム先取は)何回やっても勝てる保証はない」としつつ「その中でもベストを尽くし、勝負を決められるようにしたい」とエースの自覚をにじませた。丹羽は張本との一戦で全てバックサーブの“奇襲”を敢行。チキータ対策が功を奏し「普通にやっても勝てない。向こうも戦いづらかったと思う」と振り返った。