関大が甲南大を下し、開幕3連勝を挙げた。

第1クオーター(Q)から、怒濤(どとう)の攻撃をしかけた。同7分46秒、リーグ初戦の9月3日同志社大戦で80ヤードのTDランを見せたRB一針拓斗(4年)が独走。42ヤードのTDランを決めた。

「同志社戦に続いて、独走でTDに持って行けたことは自信になりました」と納得の表情で振り返った。

その後も勢いは衰えず前半を47-0で折り返すと、後半も、終始、優位な陣地から攻撃して、さらに6TDを追加。合計13TDを挙げて、大勝した。

一針は、独走ができる理由について、こう分析する。「オフェンスのブロッキングの勉強をしっかりしたことが結果につながったと思う。ブロッキングを生かした走りをすることで独走のルートも見えてきて、最近は独走できる場面も増えてきました」。

フィジカル、スキルともにレベルアップしているRBは「今、1番いい状態。走りまくります」と力強く話した。

次戦は16日。たけびしスタジアム京都で、京大と対戦する。