宇都宮が苦しみながらも今季初の2連勝を飾った。B1に戻ってきた仙台相手に第3Qまで10点のビハインド。しかし、ここから粘りを見せた。

反撃のリズムをつくったのが、エース比江島慎(32)。インサイドから2Pシュートを決め、バスケットカウントでフリースローも成功。ようやく点差を1ケタに縮めると、鵤誠司(28)の技ありレイアップ、竹内公輔(37)の3Pシュートなどで2点差にまで詰めた。

最後はやはり比江島。残り2秒から逆転の3Pシュートを決めた。比江島はチーム最多の13得点。チームは今季の通算成績を2勝3敗とした。15日もアウェーで仙台と戦う。

佐々宜央(さっさ・のりお)ヘッドコーチの話

今日も苦しい時間帯が多かったが、やれることをやって成長していくしかない。今は不細工かもしれないけれど、必死に戦って、このメンバーで強いブレックスをつくります。

比江島慎の話

決して調子は良くなかったけど、ああいうところ(残り2秒からの3Pシュート)が自分の仕事なので、打ち切ることが大事。今日勝てたのはとてもうれしい。