瀬戸大也(28=TEAM DAIYA)が4分10秒14で制し、世界短水路選手権(13~18日、メルボルン)での同種目6連覇へ弾みをつけた。

世界大会での金メダルを目指す瀬戸が、世界で戦うサッカー日本代表にエールを送った。

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で強豪ドイツを撃破した日本代表の初戦について、「粘り強い試合で勝ち切った」とたたえた瀬戸。この日に自身が制した400メートル個人メドレーも駆け引きや粘り強さが最後は重要になると共通点を挙げ、「そうしたところで刺激をもらった」とうなずく。

1次リーグ1勝1敗の日本は日本時間2日午前4時、スペインと1次リーグ突破を懸けて対戦する。優勝経験を持つ強敵が相手となるが、瀬戸は「自分は強いライバルと戦うときはワクワクする。初めて世界チャンピオンになったときも大どんでん返しだった。勝負の世界は何があるか分からない。それぞれの選手がいいパフォーマンスできるよう祈っています」。ドイツ戦に続く金星獲得に期待を寄せた。