今季のグランプリ(GP)ファイナルで優勝し、3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)女子代表の三原舞依(23=シスメックス)が、ショートプログラム(SP)で75・60点をマークし、2位に入った。

前名称の冬季ユニバーシアード大会時代から国際スケート連盟(ISU)公認記録ではないものの、“今季自己ベスト”を記録した。

安定感のある演技が光った。1本目のダブルアクセル(2回転半)を確実に決めると、続く3回転フリップにも成功。3本目のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプも決めた。

着氷には余裕があり、危なげなく滑りきった。

三原は今季のGPシリーズで2連勝。昨年末の全日本選手権では2位と躍進した。年明けは4日に名古屋市で行われたアイスショーにも出演した。

フリーは日本時間の16日午前に行われる。