ショートプログラム(SP)4位の住吉りをん(19=オリエンタルバイオ・明大)は4位だった。今季、幾度となく挑んできた冒頭の4回転トーループで転倒。国際大会初成功を逃した後は3回転ループ、3回転フリップ-2回転トーループを決めて切り替えたように見えたが、前半最後の3回転ルッツで転倒。後半最後のフリップも予定の3回転から2回転になるなど、演技後はぼうぜんの表情だった。

フリー118・90点の合計191・48点。今季グランプリ(GP)シリーズNHK杯の女王キム・イェリム(19=韓国・檀国大)に及ばず、表彰台の日本勢独占まであと1歩だった。このユニバ代表選考会では4回転トーループを決めていただけに、悔しい本大会となった。

※得点は冬季ユニバーシアード大会時代から国際スケート連盟(ISU)非公認