男子の決勝カードはSC軽井沢クラブ(1次リーグ2位)-北見協会(同1位)に決まった。

前回王者のSC軽井沢クラブは、プレーオフで北見協会に11-9で勝利し、2年連続で決勝へ駒を進めた。サードの山口剛史(38)は「先にアイスを読んで、スーパーじゃなく普通のショットを1つずつ決めて、その結果で勝ってるという状態をつくりたい」と連覇を見据えた。

午前のプレーオフで敗れた北見協会は、午後からコンサドーレ(同3位)との準決勝に臨み、7-1で快勝した。スキップの平田洸介(30)は「コンサドーレ戦は競技人生で1、2番目に緊張した」というほどだったが、チームメートの励ましを支えに落ち着きを取り戻した。「チームを信じて、自分を信じて、それが結果につながってよかったです」と、安堵(あんど)の笑みがこぼれた。

軽井沢クラブ-北見協会の対戦は、決勝で今大会3度目。ここまでの2試合は1勝1敗となっている。決勝は5日午前9時から行われ、優勝チームが今年4月の世界選手権(カナダ・オタワ)の出場権を獲得する。

◆両チームの今大会の対戦結果

〈1〉SC軽井沢クラブ5-7北見協会(3日・1次リーグ)

〈2〉SC軽井沢クラブ11-9北見協会(4日・プレーオフ)