女子日本代表のロコ・ソラーレ(1次リーグ6位)が強豪カナダ(同3位)とのプレーオフ(PO)に臨み、延長戦(エキストラエンド)の末、4-6で敗れた。

銀メダルを獲得した16年以来、7年ぶりの世界選手権の舞台で、悲願の世界一には届かなかった。

サード吉田知那美(31)は「この結果だけはしっかり受け止めたい」と落ち着いた声でうなずきつつ、初出場だった7年前からの進歩も言葉にした。

「予選の序盤は負け通していて、底力がなければ、そこで負け続けて予選敗退だった。やっぱりこの7年の時間の中で、そこからはい上がってくる強さをつけてこられたんだなと、成長は実感できた。いい大会だったと言いたいです」

大会前に「7年前は若手で、ニューカマーでダークホースと言われていた」と笑顔で回想していた31歳は、2度目の世界選手権を終え、今後の自分へも期待を込めた。

「7年前の自分よりはフィジカルもカーリングのスキルも成長できたんじゃないかなと思います。全ては事前準備だと思うので、またこのチャンスが来るように頑張りたいです」

いつもの明るい表情で言い切った。強くなって、この舞台に戻ってくる。