あいおいニッセイ同和損保(本社・東京都渋谷区)は30日、21年東京五輪(オリンピック)競泳女子日本代表の小堀倭加(わか、22)が4月1日から同社へ入社することを発表した。

小堀は3月に日大を卒業。新天地では広報部に属すこととなり「今後の一番の目標は(24年)パリ五輪で決勝に進出すること。1日も早く会社になじみ、地域や会社に貢献できるように頑張っていきたいです」と意気込んだ。

同社で行われた入社記者会見には所属プロランナーの川内優輝(36)も同席。社員や社員の家族、地域の人々との交流を大切にしている川内からは「遠征先で30分でもいいので、支店や支社に顔を出してほしい。そういう時間をつくっていけば、地域貢献にも役立つ」とアドバイスを受けた。初々しい表情で緑の新しいウエアを着用した小堀も「講演会、水泳教室…。少しでも私自身のことを知ってもらい、地域の方々と交流していきたいです」と社会人生活を見据えた。【松本航】