金メダリストからの金言を胸に、藤波朱理(19=日体大)が初の五輪切符をつかむ。

レスリング女子日本代表は6日、都内で今月16日開幕の世界選手権(セルビア)へ向けた合宿を公開。53キロ級で122連勝中の19歳は「自分のレスリングに集中する」と引き締めた。

世界選手権で3位以内に入れば、パリ五輪代表に内定する。

負けられない戦いへ「集中」と口にしたのは、柔道女子で東京五輪金メダルの阿部詩の教えによるもの。このほどテレビ番組の企画で対談した際、日体大の4歳先輩から「普段の雰囲気とは違うけど、やることは同じ。特別視することはない」と助言を受けた。

その意識はこれまでの自分と重なる。「あまり緊張せず、リラックスしている時の方が多い」。1週間半後の世界舞台でも、変わらずに挑む。

「気負うとよくない。観客も入るので、楽しみな気持ちが大きい」

冷静に挑んだ先に、待ち望む結果はついてくる。