1年前と同じ組み合わせとなった頂上決戦は、B1千葉Jが大勝して2連覇を飾った。天皇杯5度目の優勝。先週には東アジアスーパーリーグ(EASL)を制しており、2週連続でビッグタイトル獲得となった。初優勝を目指した琉球は2年連続準優勝となった。

日本代表でも主将を務める千葉Jの富樫勇樹は、コート上でのインタビューで「最高という言葉しかない。この雰囲気の中でプレーできたことを幸せに思う。チーム全員で連動して動いた結果。この勢いを続けて、昨年(Bリーグ)ファイナルで敗れた悔しさを晴らしたい」と胸を張った。

ジョン・パトリック監督は「もう言葉にできない。難しいスケジュールのなかで、天皇杯のファイナルへのモチベーションが高かった。すごく誇りに思っている」と流ちょうな日本語で語った。

これから大詰めを迎えるリーグ戦ではプレーオフ進出圏内につけている。天皇杯とBリーグの同一年制覇を遂げたチームはまだなく、EASLと合わせた“年間3冠”の偉業に挑む。

第1クオーター(Q)は一進一退の攻防となったが、第2Qに富樫勇樹の連続3点シュートなどでリードを広げ、48-32で折り返した。後半も攻守で圧倒し、さらに点差を広げた。

司令塔の富樫が20得点9アシストとけん引。チーム最多26得点を挙げたクリストファー・スミスをはじめ、5選手が2桁得点を挙げた。

今季序盤はなかなかリズムに乗れなかった千葉Jだが、年明けからリーグ戦で12連勝を収めるなど絶好調。その強さを天皇杯でも示した。

この大会では17~19年に3連覇を達成。来年度は2度目の3連覇に挑むことになる。