日本卓球協会は8日、都内で理事会を開き、7月開幕のパリ五輪(オリンピック)の団体補欠として男子は松島輝空(17)、女子は木原美悠(19=ともに木下グループ)を選出した。

馬場美香強化本部長は「プロセスは詳細を控えさせていただきます。総合的に見て、この2人が適任と考えました」とし「今回の五輪でチームが1つでも多くのメダル、いい色のメダルを(取るために)サポートしてもらうことが一番。その中で五輪のリザーブの選手でなかったら、体験することができないことを体験できる。次の五輪を目指す時に良い経験になると思います」と期待を込めた。

日本協会は2月に五輪代表内定選手を発表し、男子は張本智和(智和企画)、戸上隼輔(井村屋グループ)がシングルスと団体戦、篠塚大登(愛知工大)が団体戦メンバー。女子は早田ひな(日本生命)と平野美宇(木下グループ)がシングルスと団体戦、張本美和(木下グループ)が団体戦メンバーとなっていた。

2月の世界選手権団体戦(釜山)で女子は銀メダルを獲得。五輪の補欠をめぐっては、帰国時の記者会見で伊藤美誠(スターツ)が「自分自身は五輪で金、銀、銅(メダル)を経験しているので、これから五輪に出場したい選手、金メダルを取りたい選手が、リザーブとなって帯同すべきと思っています」と辞退の意向を示していた。

近年の女子は16年リオデジャネイロ五輪で補欠となった平野が21年東京、今年のパリ大会と2大会連続で代表入り。21年東京五輪で補欠だった早田がパリ大会にエースとして臨むなど、五輪特有の雰囲気を味わった選手が自身の活躍につなげている。【松本航】