23年世界選手権準優勝の松村千秋(中部電力)・谷田康真組が、9-2で現在世界ランキング日本勢トップの小穴桃里・青木豪組を下し、2大会ぶり3度目の優勝を飾った。

負ければ五輪代表の可能性を失う後のない戦いで、松村・谷田ペアが強さを見せた。4-2の第5エンドから3連続スチール。小穴・青木組が最後に難しいショットをせざるを得ない位置に石を正確に置き、プレッシャーをかけ続けた。谷田は「松村選手には『大体この辺に投げて』と言って、そこから先は僕がスイープでピンポイントで狙っていくという感じ」と笑顔。松村は「優秀なスイーパーがいるので、気楽に投げて大丈夫だなと」と、試合を振り返った。

来年4月下旬開幕の世界選手権(カナダ)代表が決定。同9月開催予定のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪代表候補決定戦の出場権を手にした。世界選手権で日本代表が五輪出場権を獲得するには、上位進出が必要。さらに五輪出場には、小穴・青木組、軽井沢SCとの3チームによる代表決定戦を勝ち抜かねばならない。

年明け1月には世界選手権の開催地で行われる2大会に参加し、まずは世界選手権に備える。松村は「私たちは前々回の世界選手権で(銀)メダルを取ったんですけど、これよりもいい色を目指して頑張っていきたい」と、金メダル獲得を誓った。