宮城黎子さん(みやぎ・れいこ=テニス元フェド杯代表選手・監督、全日本選手権最多優勝記録保持者)1日午前5時48分、がんのため東京都世田谷区の病院で死去、86歳。東京都出身。近親者で葬儀を済ませた。

 喪主は弟淳(あつし)氏。全日本選手権シングルスで52年から男女を通じ最多の優勝10度。ダブルス、混合ダブルス含めた優勝30も最多記録。戦後の女子テニスに一時代を築き、国内無敵を誇った。日本女子テニス連盟会長として主婦層にテニスを広げる役割も担った。日本テニス協会顧問。