競泳W杯東京大会(短水路=25メートルプール)の前日記者会見が11日、東京・辰巳国際水泳場で行われた。5年ぶりに現役復帰したイアン・ソープ(28=オーストラリア)が、北島康介(28=日本コカ・コーラ)と並んで出席。来年のロンドン五輪出場を目指す男は「泳ぐことにワクワクしているし、泳ぐことで調子を上げていきたい」と話した。隣の北島も「こうしてイアンが戻ってきてくれてうれしい。一緒に五輪に出たい」とエールを送った。ソープは00年シドニー、04年アテネ大会の両五輪で金メダル5個を獲得した競泳界の元スーパースター。今大会は100メートル自由形、100メートルバタフライ、100メートル個人メドレーの3種目にエントリーしている。