<W杯スキー:距離>◇25日◇フィンランド・クーサモ◇スプリント・クラシカル

 今季初戦を迎えた日本勢は男子(1・4キロ)の恩田祐一(アークコミュニケーションズ)が予選を2分46秒51の10位で通過したが、準々決勝でほかの選手を妨害したとしてその組最下位となり、28位だった。

 W杯初出場となる宮沢大志(早大)は60位、吉田圭伸(自衛隊)は92位、レンティング陽(早大)が94位、成瀬野生(岐阜日野自動車)は98位でいずれも予選を通過できなかった。テオドル・ペーターション(スウェーデン)が制した。

 女子(1・2キロ)は石田正子(JR北海道)が72位で予選落ちした。優勝はマリット・ビョルゲン(ノルウェー)。

 クーサモでは3日間の合計で勝敗を争う。

 宮沢大志の話

 あっという間だった。少し緊張はあったけど、レース展開はまあまあだった。上りは良かったので平地が課題。

 吉田圭伸の話

 初戦だから少し気負いがあったのかもしれない。こんなはずじゃない。問題なく調整できているので前向きにやる。

 成瀬野生の話

 トップにかなり離された。スプリントはなかなか甘くない。3日間の総合でポイントを取るのが目標。

 石田正子の話

 疲れないうちに終わってしまった感じ。何をやっているんだか。練習で転んでしまい攻められなかった。