オランダで行われたソフトボール女子の世界選手権で、2大会連続3度目の優勝を果たした日本代表が26日、成田空港に帰国し、決勝まで3連投したエース上野由岐子(ルネサスエレクトロニクス高崎)は「連覇のプレッシャーはあったが一丸で戦えた。打線が好調で、早い回で点を取ってくれたので楽に投げられた」と仲間に感謝した。

 6年後の東京五輪で実施競技復帰を目指すという意味で「BACK

 SOFTBALL」とプリントされた黄色のポロシャツ姿の選手たちは、関係者からねぎらいの言葉を掛けられ、ほっとしたような表情を見せた。

 宇津木麗華監督は「初めての欧州開催だったが、お客さんが多くて驚いた。ロシアやイタリアが強くなっていた」と五輪復帰の鍵となる世界への広がりを実感していた。