<バレーボール・全日本高校選手権:高松工芸2-1雄物川>◇男子2回戦◇6日◇東京体育館

 昨年4強の雄物川(秋田)がフルセットの末に競り負け、初戦で姿を消した。

 大会屈指のアタッカー鈴木祐貴(2年)の調子が上がらず第1セットを落とすと、最後まで得意のスパイクが決まらなかった。不発に終わった将来の日本代表候補は「点を取らなければいけないのに、何もできず終わってしまった。普段からの自分に対する甘さが出た。今日は全部自分が悪い」と涙を流し、責任を背負い込んだ。