<高校ラグビー:仙台育英21-12大分舞鶴>◇1回戦◇27日◇花園

 仙台育英が聖地、花園第1グラウンドでの開幕戦を制し、花園通算20勝目を挙げた。

 前半4分、今大会からプレースキッカーを務める高校日本代表候補のFB矢富洋則(3年)が、左中間から約40メートルの先制PGを決めて主導権を握った。ハイパントや正確なキックを有効利用して敵陣に攻め入り、相手のミスに乗じて着実に点を重ねた。矢富は「前日(26日)まで入らなかったけど、みんなにアドバイスを受け、今日に生かせた」と笑顔を見せた。