日本テレビが5日に放送したラグビーワールドカップ(W杯)日本大会「日本-サモア戦」の関東地区の平均視聴率が32・8%(関西地区は31・6%)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。瞬間最高は午後9時23分の46・1%。同9時22分、後半最後のプレーで日本代表のWTB松島幸太朗がチーム4トライ目を決め、ボーナスポイントを獲得した直後だった。

今年のスポーツ中継では、NHKが中継した全豪オープンテニス女子シングルス決勝「大坂なおみ対ペトラ・クビトバ」の32・3%(関東地区)を超え、1位になった。

日本代表戦の視聴率はここまで、日テレ系が中継した9月20日のロシア戦は平均18・3%、瞬間最高25・5%。NHKが中継したアイルランド戦は後半の平均が22・5%、瞬間最高は28・9%だった。

ラグビーを中継している日本テレビはこのサモア戦の高視聴率もあり、10月第1週の視聴率で週間3冠王を獲得した。13日に決勝トーナメント進出をかけて戦うスコットランド戦も中継する予定。同局関係者は「次の試合もしっかりと放送し、決勝トーナメント進出を決めて欲しい」と盛り上がっている。