世界ランク3位のニュージーランド(NZ)が40-17で同4位のウェールズを下し、3位となった。準決勝でイングランドに完敗し、史上初の3連覇を断たれたが、勝って大会を締めくくった。

試合前のハカは、「カパ・オ・パンゴ」ではなく「カ・マテ」。対するウェールズは、自陣10メートルラインに並んで受け止めた。

試合の主導権を握ったのはオールブラックス。前半4分にプロップのムーディー、同12分にFBのB・バレットがトライ。ウェールズの反撃にあって一時は4点差に詰め寄られたが、同32、40分とWTBのB・スミスが連続トライを挙げ、28-10で折り返した。

ハーフタイムには、上皇さまと上皇后さまがご来場し、場内アナウンスで紹介された。

後半はCTBクロティ、SOモウンガのトライで加点し、危なげなく逃げ切った。

ウェールズのWTBアダムズは後半18分に今大会7トライ目を奪い、決勝を残してトライランクの首位に立っている。