立命大が貴重な2勝目(4敗)を挙げ、下位2校の入れ替え戦回避へ弾みをつけた。

前半4分にCTB藤高将(4年=大阪桐蔭)のPGで先制。トライとゴールで逆転を許したが、同26分にゴール前スクラムからフランカー宮下大輝(2年=報徳学園)のトライで主導権を握った。

後半は粘り強い防御で京産大の強みを封じ、ノーサイドの笛で歓声に包まれた。中林正一監督は「京産の強みにペースを握られそうなところもあったけれど、やることをやり抜けた。勝てて良かった」。3勝目を目指し、最終節の同大戦(30日、京都・西京極)に向かう。