<柔道:世界選手権>◇28日◇男子81キロ級◇オランダ・ロッテルダム

 塘内将彦(32=旭化成)が3回戦でクリストフ・ケラー(スイス)に小外刈りで1本を取られて敗退した。両足が不用意にそろってしまったところを刈られ「下がったところを合わせられた」と振り返った。

 女子はこの日も63キロ級の上野順恵が優勝し、これで4階級中3階級で金メダルを獲得する活躍。一方、男子は初日に60キロ級の平岡拓晃(了徳寺学園職)が銀メダルを取ったものの、66キロ級内柴、73キロ級大束は8強にも残れずに敗退。期待された代表最年長の塘内も、悪い流れを変えることができなかった。