日本相撲協会は27日、西前頭3枚目玉鷲(26=片男波)が右前腕の大けがで、2月6日の大相撲トーナメントと11日のNHK福祉大相撲を休場すると発表した。23日の初場所千秋楽に部屋の打ち上げ後、都内の飲食店で酔ってガラスを壊した際に負傷したという。この日退院した病院で、右前腕筋神経腱(けん)動脈断裂で全治3週間と診断された。トラブルには発展せずに円満解決したが、片男波親方(元関脇玉春日)が協会へ報告。軽率な行動で協会の公式行事を欠席の事態に対し、二所ノ関生活指導部長(元関脇金剛)が師匠を通じて厳重注意した。