東前頭13枚目で新入幕の遠藤(22=追手風)が秋場所14日目の28日、日本相撲協会に「左足関節捻挫で約3週間の安静加療を要する見込み」とする診断書を提出し、休場した。

 師匠の追手風親方(元前頭大翔山)によると、取り直しとなった12日目の徳勝龍戦の最初の一番で痛めて、昨日の小結栃煌山戦で悪化させたという。「昨夜は『なんとか(できる)』と言っていたが、今朝になったら全然、足をつけなかった」と説明した。

 史上最速の所要3場所で新入幕を迎えた今場所は、ここまで9勝4敗と活躍していた。休場は初めてで、14日目の相手だった松鳳山(29=松ケ根)は不戦勝となる。