2016年(平成28年)1月22日は星野仙一楽天副会長の69回目の誕生日であります。日付が変わって読まれる方には誕生日でした、が正解かな。
ネットの原稿は時系列が難しい。アナログ新聞記者には戸惑うことも多いのです。
そんなことはどうでもいいのですが、星野氏といえば、我々、阪神報道を中心に携わるものにとっては03年歓喜のリーグ優勝を導いた「闘将」その人。そのシーズンの虎番キャップを務めた私としては、いまだにこういった記念日には連絡を取る次第です。
すでにこちらも完全なおっさんになっており、そんな男から「おめでとうございます」と電話をもらってもうれしくないとは承知しているのだけど、毎年の恒例なので、止めるのもなんだか…。というわけでケータイを鳴らしました。
「何がおめでとうじゃ。69にもなって。めでたいことなんかあるかい、アホ~」
毎度おなじみのセリフが耳に飛び込んできます。
去年は「何がおめでとうじゃ。68にもなって。めでたいことなんかあるかい、アホ~」
一昨年は「何がおめでとうじゃ。67にもなって。めでたいことなんかあるかい、アホ~」
03年で阪神監督を勇退したときは体調不良もあったので、そのときのことを思えば元気そうで何よりと本当に思います。
それにしてもいつも不思議に思うのは星野氏のケータイです。
知る限り、いわゆるガラケーだと思うのですが、例えば私がかければ「何やねん。阪神おもろいことあるんか?」とあいさつなしで話し始める。
つまり言うまでもなく、こちらが高原だと分かっているわけです。しかし考えてみればそれがすごい。
監督を務めた過去だけをさかのぼっても中日時代、阪神時代、北京五輪時代、楽天時代の担当記者がいるわけで、その数だけでも大変なもの。
そこに加え、政財界などのエラいさん関係、さらに家族やプライべートの友人とくれば、とんでもない数に上ると思う。
私でもガラケー時代は登録数があふれて困ったのだから、一体、どうなっているんだと思って仕方がないのですな。
ご本人に聞けば良いのだけど、そんなこと聞くと「じゃあキミのは消そうかな」とか、言われそうでなかなか聞けない。書いてしまいましたが。
とりあえず、言えるのはそれだけの情報元があることなわけで、かつて「担当記者も戦力」と言い切ったことを思い出すのです。
もちろん担当記者が常に「味方」というわけではないのは言うまでもありません。担当チーム、選手に不利なことでも書くべきときは書くのがこの仕事です。
そんなことも分かりきって、こういうセリフを口にする懐の深さが、やはりただものではないと感じるわけです。
こちらの立場から言わしてもらえれば、新たに監督となった方々には、ぜひマネしてほしいな、と思う点であります。




